
【大学ラクロス】日本体育大学 VS 法政大学|関東学生ラクロス2020特別大会・女子1部Aブロック
遂に始まった関東学生ラクロス2020特別大会。女子1部Aの日本体育大学 VS 法政大学の試合に足を運んだ。
開会式はないがこの日が実質の開幕戦。今年はJLAの方針で公式戦は無観客試合となっているため、客席は同校の部員メンバーで埋まっていたが、それぞれソーシャルディスタンスを保つため2席程間隔をあけて座っていた。これは今やどのスポーツイベントでも見る光景である。
試合では日本体育大学がボールの支配率を大きく占めていたが、この日の法政大学はディフェンスが冴えていた。法政大学は相手に思うような攻撃をさせない粘りのDFやゴーリーの好セーブ連発で幾度となくピンチを切り抜けていた。そういったデフェンス陣の活躍に応えるかのように、法政大学の攻撃陣は数少ないオフェンス機会をものにし、得点を重ねていった。
この日、オフェンスのリズムを作り切れていない日本体育大学ではあったが、4Q残り4分で4-5と1点差に迫った。このまま法政大学が逃げ切るのか、はたまた日本体育大学が逆転勝利となるのか、試合終了間際はハラハラする試合展開であった。
結果は4-6で法政の勝利。
日本体育大学と法政大学は過去10年間公式戦で対戦したことがなかったこともあり、珍しい組み合わせとなった試合となったが、大会開始初戦から熱い戦いをみせてくれた。天候が悪い中の試合を戦いぬいた両チームには拍手を送りたい。
初戦は法政大学が白星スタート。次戦も楽しみである。
■あとがき
自身、フォトグラファーとしていつも試合終了時の “最高の瞬間” を撮影したいと思っているのだが、この日の試合のように試合終了間際に試合が接戦になると、撮影ポジションに悩んでしまう。勝利したチームの近くで撮りたいからだ。この日は接戦であったので、撮影ポジションに悩んだが、法政大学のこの日のチームとしての勢いに掛けて、チームタイムアウト時に法政大学のベンチ方面向かい側へ移動。すると見事フォトグラファーとしての勘があたり法政大学が勝利した。ぜひ来年以降試合会場でフォトグラファーの動きを見ることがあれば、フォトグラファーの動きにも注目してもらいたい。ラクロスの試合はプレーをしている人以外にもいろんな想いを持った人がフィールド上にはいるのです。
文・撮影:梅田朗江
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